ディズニー映画『アラジン』
入院ネタが長くなりそうなので今回は息抜きです。
ヨガの先生からの勧め
引っ越し前に通っていたヨガの先生がお勧めしてくれたのが、『願い続ければ夢は叶う』と脳科学でも証明されていることを映画で示した、ディズニーの『アラジン』です。主人公のアラジンは、貧しくてぬすみをして暮らしているのですが、「俺はこのままでは終わらない。いつかきっとあの大きなお城の主のように」と一言一句は不確かですが、現状では終わらないと胸に秘めています。その後魔法のランプを得て、諸々を経てお城のお姫様と結婚するという話です。
ヨガの先生によると、アメリカのエリート層は『アラジン』を子供に見せて、夢は絶対に叶う、と子供の頃から意識づけをしているそうです。
感想
私はむしろ夢は必ず叶うということではなく、自由獲得のために前進する物語と感じました。アラジン、姫、魔神ジーニーはそれぞれ抑制された環境にあり、3人共『自由になりたい』と発言しています。私はこのテーマに気づいたとき涙がでました。自由がないのは精神的苦痛で多くの機会が奪われている状態、もしくは奪われていることすら気づいてない状態です。この苦痛は抑圧に屈っせざるを得なかった経験のある者にしか分かりません。
この3人は同時に、それぞれにない自由を持っています。アラジンはお金に不自由していますが街中を自由に動き回れる身体の自由を持っています。姫はお城の外へ出たことがなく身体の自由はありませんがお金の自由を持っています。ジーニーは主の願いを何でも叶えられる力を持っていますが主がいなければずっとランプの中に閉じ込められたままで身体の自由はありません。
姫はお城を脱出して街へ出てアラジンと出会いました。アラジンはジーニーにお願いして王子様にしてもらい、お城に入って姫と再開しました。ジーニーはアラジンにランプから自由にしてほしいと頼みました。自由獲得のために最初は皆、自分で行動したのです。誰かが助けてくれるのを待っていたのではありません。
ジーニーに叶えられないこと
3つあるのですが、その内の1つが恋愛関係の願いです。素直さが大事だからという理由です。アラジンは姫との恋愛成就をジーニーに頼めませんでしたが、素直さと勇敢な行動で姫の心を掴み、王さまにも「王子の資質がある」といわれて結婚に至ります。
ヨガの先生が、「良いこといってたやろ」と話をして私も共感していました。