~入院・休職2015~
12/5の投稿からの続き
入院決定
病院に到着し、整形外科医待ちのため救急外来でストレッチャーに乗ったまま待機しました。
膝が痛くない体勢を探してゴソゴソとしていると看護師さんが声をかけてきました。私がなぜ体動しているのか聞いてきたので、「膝が痛くない体勢を探してます。じっとしてても痛いんです。」というと怪訝な表情をしていました。確かに、30歳台の女性で怪我も膝の変形もないのに激痛で歩けず、救急要請しているなんてあまり見ない光景でしょう。ちなみに病院について気化熱の影響なしで検温すると38℃台でした。
30分くらい待つと、他の患者さんの処置を終えた整形外科医が来て私に問診を始めました。接骨院に行っていたことを言うと、「接骨院か整骨院かどっち?」と聞かれ、私は気にしていなかったので「分かりません」と答えると、「接骨院と整骨院は違う!!」と大声で返されました。痛みのために思い出す余裕がなかったのですが・・・・。
その後採血、心エコー、レントゲンを撮り、入院が決まりました。
レントゲンでも激痛で膝が伸びないのに、伸展位で撮影指示がでているようで技師さんに伸ばされると発狂するほど痛いので自力で時間をかけて伸ばしました。この件で整形外科医から私はまた激怒されるのですが、理学療法士としては、パンパンに腫れている膝の靭帯や関節包は限界までテンションがかかっているのに、さらにテンションかけるような伸ばし方ないわ、と今でも思っています。職種が違うから下肢の動かし方を知らなくて当然なんですが、本当に発狂しそうで「触られたら痛いから自分で伸ばしますー!」なんて言ってしまったんですよね。
私は外来の患者さんの待合室の真ん中をストレッチャーで運ばれていきました。外来の患者さんの中から、「若いのにね」という声がしていたのを覚えています。同情よりも励ましの声に聞こえていました。
次回へ続く
2015年夏の入院で気づいたことを大まかに
去年は本当に大変で、入院するなんて夢にも思いませんでした。私が入院するときは90歳台後半で息を引き取るときだ、超健康なカラダ!と本気で 信じていました。あっけなく30台でその目標が絶たれるなんて!おかげで仕事や日常から離れ、あれこれ考えるきっかけになりました。
入院しても復職できる仕事であること
親や友人のありがたみ
膝の痛みや発熱の大変さに対するヨガで鍛えた思考の持ち方
健康であることの恩恵とか
仕事と親については他にも色々考えたので過酷な気持ちもありました。